塩害地における暴露試験

【暴露試験状況】

実施場所:神奈川県横須賀市
  (海岸より5mの位置)
*頻繁に海水シャワーを浴びる位置

建築材料の不燃試験

 試験項目  基準値   試験結果
検体1 検体2 検体3
 20分間の総発熱量
(MJ/㎡)
 8MJ/㎡以下  0.3 0.5  1.4 
 防火上有害な裏面までの貫通する亀裂及び穴の有無  防火上有害な裏面まで貫通する亀裂及び穴がないこと  なし なし  なし 
 200kW/㎡超過
継続時間(秒)
 発熱速度が10秒以上継続して200W/㎡を超えないこと  0

耐塩水噴霧性試験

 試験項目 試験結果 
 耐塩水噴霧性
240時間実施後の発錆状態を
確認
赤さび、膨れを認めない 
 耐水性
240時間水に浸漬後の表面状態を確認
塗装にしわ、膨れ、割れ、及び剥がれを認めず、艶の変化、くもり及び変色の程度は大きくない 

リフレ防錆コートZNの鋼板との付着性

   付着強度(N/㎟)  破断箇所
 1  2.57  平均

2.68
C-D界面 100
 2  2.82 C-D界面 100
 3  2.82 C-D界面 100
 4  2.51 C-D界面 100
東海道新幹線コンクリート構造物維持管理標準
鉄筋防錆材品質規格試験に準拠
※基準値1.5N/㎟
※自社試験結果

接着強さ試験後の鋼板の状況

塗布量・塗り重ね・温度の影響

◇塗布量が多いことによる影響無し
◇塗り重ねは日にちを置けなければ問題無し
鋼板が高温の場合は付着強度が若干低下します。